私を形成する『影』の部分。
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歯車
私達が暮らしていた家は、古くて小さな戸建だ。

二人で住むには充分だが、やがて子供ができたら
手狭になる広さだった。老朽化も進んで行くだろう。
いずれ増改築することを考慮しなければならない。

二人とも働いていたので、元ダンナの稼ぎで生活し
私の稼ぎは貯蓄と臨時出費に回していた。
どこの共働きの家庭もそんなものだと思う。

『刹那的』な考え方しかしない元ダンナは
私が目標に向かって邁進する姿をみて、徐々に
否定的な意見を述べるようになって来ていた。

「世の中、そんなに自分の思い通りには行かない」と。

入籍して半年。この頃から二人の『歯車』は少しずつ
噛み合わなくなってきていたのかもしれない。

いや、本当は最初から私達の間には『歯車』など
存在していなかったのかもしれない。

あくまでも『堅実』に進もうとしている私への
元ダンナの『反抗』が始まった。
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