私を形成する『影』の部分。
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最終幕 3
元ダンナが家を出てから、私は毎日のように整理整頓をしていた。

結婚と同時に購入した電化製品や元ダンナが実家から持参した物
そして元ダンナの衣類や元ダンナの使用していた物品の『処分』だ。

正直、この期間が婚姻生活の中で一番辛い瞬間かもしれない。
私はこんな風になるために結婚したのではない。幸せな結婚生活を
夢見ていた頃の自分自身を全て『否定』しなければならないのだ。

私以外に、この家に帰宅する者は居なくなってしまった。
もう待っていても、門扉を開ける音はしないのである。

ある日、元ダンナ宛に自宅に電話が掛かって来た。かつて
聞いたことの有る営業口調だ。私はそれがすぐに『消費者金融』
からの借入返済を催促する電話だと察した。迷惑な話だった。

元ダンナはここには住んでいない旨を告げ、元ダンナの携帯
電話の番号を教えた。変に隠し立てする義理など私には無い。

この頃『離婚届』の元ダンナの欄は、まだ空欄だった。
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