私を形成する『影』の部分。
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最終幕 1
元ダンナは自分の預金口座へ給与振込みが有ったと同時に
その大半を引き出していた。用途はあえて詮索しなかったが
私に『生活費』を渡す気など微塵も無かったのだろう。

私は元ダンナとの『離婚』を再度決意し『離婚届』を役所で
入手した。過去に一度『離婚届』を入手したことが有るが
あの時とは状況が違う。もう私の気持ちに迷いは無かった。

自宅に用紙を持ち帰り記入を終え、元ダンナの帰宅を待った。

そして帰宅した元ダンナに「もう終わりにしよう」と告げた。

元ダンナは黙って話を聞いていたが、今回は私の決心が固いと
察したのだろう。一言「俺は家なんていらなかった」と言った。

しかしそんなことは、もうどうでも良かった。私は購入した
『棲家』を守って行きたかったし、何より心穏やかに暮らす
ことを望んでいた。この男はそう願う私の生活を脅かす。

私は記入済みの『離婚届』を差し出し、元ダンナに記入を
促したが、元ダンナはすぐには記入しなかった。散々身勝手に
振る舞い、この後に及んで何をためらっていたのだろうか。

翌朝、元ダンナが私に宛てた一通の『置手紙』を見つけた。
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