私を形成する『影』の部分。
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恋心
週一毎の父の法要が済む頃、私は勤務先の少し年下の
独身男性と意気投合し、色々話をするようになっていた。

元ダンナとの結婚生活や甥の死、父の死の悲しみなど
細部に渡って彼に聞いてもらっているうちに、私は彼に
対して次第に『淡い恋心』を抱くようになって行った。

私は昔から『不倫』を毛嫌いしており、もちろん経験は無かった。
『人妻』だった当時も『独身』だった彼に関係を迫る事は無く
ただ一緒に食事をする機会が、数回有っただけだった。

独身だった彼は、他人の結婚生活の話などを聞いても
理解できなかったと思うが、自分なりの意見を述べてくれた。
私は彼に話すことにより、随分と気持ちが楽になったものだ。

しかし彼は経営者とトラブルを起こし、突然退職した。

私達はお互いに携帯電話の連絡先を交換していたが、深い
関係にはなっていなかったので、その後も連絡を取り合うと
言うことは無く、顔を合わすことも当然無くなってしまった。

私は完全に『心の拠り所』を失ってしまい、何かポッカリと
心に穴が開いたような気分になり、何もやる気が起こらない。

また元ダンナとの冷めた夫婦生活を、悶々と送るしかなくなった。
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