病院へ駆けつけると、父は個室に移動させられており
室内には母と近くに住んでいた父の妹、つまり『叔母』が
エプロン、キャップ、マスクを着用した姿で父の傍に居た。
私もエプロン等を着用して室内に入った。点滴を受けながら
酸素マスクをしている父は呼吸が荒く、その辛そうな姿を見た
私の目からは涙がこぼれ落ちた。本当はまだ泣くには早い。
ベッドの脇に父の食事の日程表が下がっていた。おそらく
高熱で食欲が無かったのか、父は10日程食事を与えられて
いない様子だ。それを見た私は更に涙が止まらなくなった。
しかし家族が集まっているのに長女である私が泣いている
ワケにはいかない。私は必死で涙を食い止めようとするが
そう思えば思うほど、皮肉にも涙が溢れて来るのだ。
そんな中、主治医から母と弟が呼び出され父の容態について
説明を受けたようだ。二人の話によると父は非常に厳しい
状態で、この3日間が『山場』だと宣告されたらしい。
私達家族は父の体力が持ち直す、わずかな確率に期待したが
『死』という最悪な状態も覚悟しておかなければいけない。
私は呆けて何もわからなくなりたいと心の底から思った。
室内には母と近くに住んでいた父の妹、つまり『叔母』が
エプロン、キャップ、マスクを着用した姿で父の傍に居た。
私もエプロン等を着用して室内に入った。点滴を受けながら
酸素マスクをしている父は呼吸が荒く、その辛そうな姿を見た
私の目からは涙がこぼれ落ちた。本当はまだ泣くには早い。
ベッドの脇に父の食事の日程表が下がっていた。おそらく
高熱で食欲が無かったのか、父は10日程食事を与えられて
いない様子だ。それを見た私は更に涙が止まらなくなった。
しかし家族が集まっているのに長女である私が泣いている
ワケにはいかない。私は必死で涙を食い止めようとするが
そう思えば思うほど、皮肉にも涙が溢れて来るのだ。
そんな中、主治医から母と弟が呼び出され父の容態について
説明を受けたようだ。二人の話によると父は非常に厳しい
状態で、この3日間が『山場』だと宣告されたらしい。
私達家族は父の体力が持ち直す、わずかな確率に期待したが
『死』という最悪な状態も覚悟しておかなければいけない。
私は呆けて何もわからなくなりたいと心の底から思った。




