私を形成する『影』の部分。
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第二幕
自宅に元ダンナ宛の電話が掛かって来た。相手が名乗った
名前は聞いたことが無く、話し口調は軽快な感じだった。

その当時元ダンナは携帯電話を持っていて、知人などは
元ダンナの携帯電話に連絡を入れていたように思う。

私は何かの販売、若しくは勧誘の営業の電話だと思った。

帰宅した元ダンナに聞き覚えの無い人間からの電話が
有ったと伝えると、勤務先の営業の者だと言っていた。

元ダンナは某工場の現場に勤務していたが、私の知る
範囲では営業の人間と直接関わったことは無いのである。

腑に落ちないままとりあえずは納得したが、数日後
同じく軽快な口調で話す別の人間から電話が掛かった。

全て元ダンナ宛だ。さすがに私も不審に思い元ダンナを
問い詰めると、元ダンナはまた同じことを繰り返していた。

電話を掛けてきた相手は『消費者金融業者』だった。返済が
滞っているため、返済の催促の電話を掛けて来ていたのだ。

普通に考えればこの時点で元ダンナに『三行半』を突きつけ
そうなものだが、『離婚』とはそう簡単なものでは無い。
一度、一緒になったものはなかなか離れにくいのである。

私は父の介護などで、元ダンナとの冷めた夫婦生活を省みて
いなかった。もちろん棚上げ状態になっていた『離婚』について
考える余裕も無いほど、疲れきっていたのかも知れない。

私は元ダンナが新たに作った、数十万円の借金を返済した。
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