私を形成する『影』の部分。
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母の鬱
父の介護で母の心身の疲労はピークに達していたのだろう。
あの気丈な母が泣きながら、私宅へ電話を掛けて来たのだ。

母は「父が自宅に戻って来てからの介護のことを考えると
不安で眠れない」と言っていた。そして幾度か、駅のホーム
から、電車に向かって飛び込みたい衝動に駆られると。

私は何も言えなかった。父を自宅へ連れ帰ると、いくら私達が
傍に住んでいるからと言っても、みなそれぞれ家庭が有る。
実際、母の肩に全てが圧し掛かることは目に見えている。

「私達も傍に居るから。とにかくちゃんと眠って欲しい」

それが私が母に言えた、精一杯の言葉だった。

しかしそんな母の凄いところは、ひょっとしたら自分は
『鬱』になりかけているのではないかと気付いたところだ。

とにかくまず、充分な睡眠を摂ることが先決だと思い
私はかつて元ダンナが通院した心療内科へ出向いて
『睡眠導入剤』を処方してもらうように母を促した。

母は涙ながらに胸の内を全て、担当医師に話したようだ。

以来母の気持ちは持ち直したが、現実は何も変わらない。
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