私を形成する『影』の部分。
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重病人
健在だった頃の父は、明るく人なつこい性格だったので
私の友人や弟の友人、母の知人などにとても人気が有った。

みな一様に、倒れた父を「見舞いたい」と言ってくれて
いたが、やはり以前とは全く様子の違った父に会わせる
わけにはいかない。私達家族は申し訳無いが断ることにした。

父は院内の『リハビリ施設』でリハビリを行っていた。
しかし体温調節する機能が麻痺しており、頻繁に発熱して
いたため、継続してリハビリを行うことがままならない。

それでも徐々に体力が付いて来たのか、転院当初よりは
少し体重も増え、身体も動くようになった気がしていた。

その頃、元ダンナの姉の夫いわゆる『義兄』が体調を
崩し検査入院することになり、私と元ダンナは義兄が
入院している病院を訪ねた。何の検査なのかは不明だ。

義兄は時折激しく咳き込むものの、比較的元気な様子で
本人も入院しないといけなくなったことに不満気だった。

思えばこの当時、年回りのせいかどうかはわからないが
私の周りは『重病人』ばかりだったような気がする。

義兄は検査の結果、末期の『肺癌』であることが判明した。
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