私を形成する『影』の部分。
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休戦
夫婦関係の修復を試みようと一旦は離婚を断念したが
元ダンナは相変わらず何を考えているのかわからない。
本人に尋ねても「俺は何も考えていない」と言ってのける。

今まで助言してくれていた母も電話すら掛けて来なくなった。
もう私は今の状況を打開する糸口を一人で見つけなければならない。

私は悶々とした日々を送っていた。

しかし私は仕事をしていたので、勤務中だけは私的な
シガラミから一切解放され、忘れることができるのだ。

「仕事が有る」ということは、とても有り難かった。

ある日、勤務先のスタッフが「一緒に飲もうか」と
誘ってくれた。そういえば結婚してから他人と外で飲む
機会が無かったような気がする。久しぶりの飲み会だ。

気心の知れた勤務先のスタッフと飲むことによって
少しでも気晴らしができると、私は楽しみにしていた。

私は一旦帰宅して、飲み会に出掛ける用意をしていた。
待ち合わせの時間になり、そろそろ出掛けようかと
自宅の玄関を出ようとした時に、電話が鳴った。

電話を掛けてきたのは、不本意ながら『冷戦中』と
なってしまった実家の母だった。どうしたのだろう。

電話口の母の声はひどく興奮して上ずっていた。
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