私を形成する『影』の部分。
  • 04«
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • 10
  • 11
  • 12
  • 13
  • 14
  • 15
  • 16
  • 17
  • 18
  • 19
  • 20
  • 21
  • 22
  • 23
  • 24
  • 25
  • 26
  • 27
  • 28
  • 29
  • 30
  • 31
  • »06
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
母との確執
元ダンナとの離婚を決意した私だったが、突然
「私は何か大それたことをしようとしているのでは」
と言う不安で一杯になり、手足が震え食欲も無くなった。

当時は今ほど離婚歴の有る者が、世間的に大手を振って
はばかれる時代では無かったように思う。言わば単に
『結婚に失敗した者』として、ひとくくりにされてしまう。

自信が無くなった私は元ダンナに離婚の撤回を申し出た。
と同時に母へも「再度、夫婦関係を修復してみる」と告げた。

優柔不断な私の申し出は、母の逆鱗に触れた。

母は元来、決断力が有り一旦決めるとテコでも動かない。
今まで娘の離婚問題を案じ、散々助言して来ていたのに
手の平を返された、裏切られた気分にでもなったのだろうか。

その日から母の態度は一変し、遭遇しても目も合わさない
口も聞いてくれない、実家の敷居もまたげない状態になった。

時間が経てば、母の機嫌も治まるだろうと甘い考えを
持っていたが、私は母が頑固だったことを忘れていた。

元ダンナにも私と母の間に確執ができてしまった経緯を
話したが、母を夫婦間の問題に巻き込んでいたことを
呆れ果て罵った。もう私を擁護してくれる者は誰もいない。

しかし私は母の行動を少し不思議に思っていた。

我が娘が自分自身の幸せを願い「夫婦関係の修復を試みる」と
前向きに考えたことに対して、なぜそこまで怒ってしまうのか。

ひょっとしたら私の母は、元ダンナを好いていなかったのかも知れない。

今更だが、私達夫婦はこの時点で『離婚』しておくべきだった。

この時点で離婚しなかった私達は、後に起こる出来事に
翻弄されて、完全に離婚するタイミングを逸してしまったのだ。
スポンサーサイト
Copyright © 2005 茜色の影法師. all rights reserved.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。